会社での初めての通夜参列。当日は悲しみの感情がありながらも「ちゃんと香典を渡せるか、お焼香できるか」など心配の気持ちが常にあり落ち着かない状態でした。宗教宗派によって違いがあるものの、自分が体験した当日の流れを紹介します。
芳名帳記入
18時から通夜が始まるため、10分前に着くようにしました。まず会場に入ると、芳名帳を書く場所があり、私の場合はカードに記入するものでした。(名前、会社名、部署名など)
受付で香典を渡す
受付に行ったら「この度はご愁傷さまでございます(お辞儀)御霊前にお供えください」といった後袱紗に入った香典を取り出し、文字が相手の正面に来るように渡します。その時に芳名帳(カード)を香典の下に一緒に渡しました。(会場によっては芳名帳(カード)を入れるところがあるようです)ちゃんと噛まずにいえるかとても緊張しました。早口にならず、ゆっくり話すのがやはり品があるように感じます。
お焼香
着席し式が始まると故人の生い立ちを司会者が話し始めた。気持ちを馳せていたが、お焼香しっかりできるかなどを考えていて、心ここにあらずであった。まず親族からお焼香が始まった。そして関係が深い方々が前の席に座っており、前から順に3名づつ席を立っていった。
荷物はすべて持って行くことに。途中係りの人がサブバッグなど預かってくれたが、バッグは焼香する場所に置き場があった。
まずご遺族に一礼をし、一歩前に出て遺影に向かって一礼。
バッグを置き、抹香をつまみ目の高さあたりまで持ち上げ目を閉じ、香炉に落とす。3回繰り返したが、宗派によったり参列者が多い場合は1回の場合もあるようです。
遺影に向かって合掌し、一礼する。遺影に体を向けたまま2、3歩下がり(遺影にお尻を向けないようにして)遺族に一礼し退場。(場合によっては席に戻ることも)
場合によっては「通夜ぶるまい(軽食など)」
焼香の後2階に案内され、軽食やお酒がおいてあったが、見渡す参列者に比べ圧倒的に故人との関係が薄いと感じ、私は席に座らず、数人の参列者と話をした後帰宅した。帰りは「会葬御礼」をいただきました。(四十九日以降返礼品として用意される「香典返し」とは異なる)
ちなみに私は「香典返し」を断りたかったので、香典袋に「お返しは辞退させて頂きます」と住所を書く面に記入しました。
コロナ禍の影響での通夜参列
今回初めて参列にあたって、様々な記事を読んだり動画を見たりして予習しましたが、コロナ禍の状況もあり、なるべく式が短時間になっていた気がします。「通夜ぶるまい」にかんしては通常でもないことが多いようだが、コロナ禍の昨今ほとんどないのでは?と思っております。
あまり経験したくないことですが、事前の準備と、落ち着いた立ち振る舞いをすることが大事だと学びました。
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