飛行機が不安に思ったきっかけ
生まれて30数年、飛行機に乗る機会もあったが、情勢の悪化などでことごとく飛行機に乗る機会がないまま来てしまった。そんな私が物心ついてから(幼少期はどうやら飛行機に乗ったことがあるようだ)飛行機に初めて乗ったのは20代半ばのことでした。
行先は東京から秋田までだったのでとても近かった。飛行機に関しての不安は多少あったが、やっと自分も飛行機の体験ができるという思いや、同乗していた同僚と話しながら雲の上から見る景色に怖さよりも感動が優り、時間も短かったこともあり、飛行機に対しての「怖い」という印象は消えた。
しかし!!!私が飛行機にたいして「怖い」「不安」「もう乗りたくない」と思ったのは帰りの飛行機だった。行きが全く不安を感じなかったため、帰りも余裕だと思っていたが甘かったです・・・
当時のことは鮮明には覚えていないが、曇りで気圧が安定していなかったようで、行きでは経験していない「揺れ」を体験してしまったのです。
その揺れはまさに船に乗っているようなゆっくり上下に揺れる感じで、その時は「エレベーターで上下にずっと動いいている感じ」だった。その揺れは本当に私の不安感をMaxに高めており、当時は漢方など精神を安定させるものは持っておらず、ただただその場に耐えました。
ちなみに私は飛行機はもちろん怖いが、この世で一番怖いというか絶対乗りたくないものは「船」である。それは学生時代に浜松町から大島まで大型客船で行ったことが悪夢の始まりだった。これは別の機会でその体験をお話しさせていただきます。
飛行機が苦手になってから数年。ついに仕事で乗らなければならない日が来てしまった。30歳過ぎて飛行機が怖いなんて、引かれるかもしれないが怖いものは仕方ない。では覚悟を決めて乗り越えるためにしたことをお伝えしたいと思います。もし不安に感じている人の誰かのためになればと・・・
飛行機を乗り越えるための5選①酔い止めを飲む
まずは基本のことかもしれないが酔い止め薬を飲んだ。本来先に漢方とも思ったが、段階的に飲もうとまずは第一弾回目の酔い止めを1時間くらい前に飲みました.
飛行機を乗り越えるための5選②音楽で錯覚する
座席についてまず私が行ったのは音楽を聴いてテンションを上げました。聞いたのは先日映画館で見に行った「トップガン~マーヴェリック」のオープニング曲。自分はあの映画の中のひとりだ!と音楽にのせて想像すると、自分は空を飛んでいることがとても勇ましくテンションが上がり不安をかき消すことができました。まず最初のところでは音楽を聴いていた。ただ、自分スマホからオンラインで聞いていたため途中Wi-Fiが切れてしまい無音になってしまったので次はウォークマンを持参したいと思います。ちなみに自分が使っているのはソニー ウォークマン Aシリーズ 16GB NW-A55です。
飛行機を乗り越えるための5選③目を閉じて錯覚する
飛行機が軌道に乗るまでは少し上下の揺れを体験したが、しばらくして揺れもおさまった。よく聞く話ですが、新幹線のほうが揺れると言われていて、確かに飛行機のほうが揺れがないように感じました。
新幹線の揺れは全く気にならないので、飛行機で大きな揺れがきて不安になる前に、目を閉じて「この揺れは新幹線の揺れだ」と想像すると、不思議と錯覚し、気持ちは安定のままでいられました。
飛行機を乗り越えるための5選④肌触りの良いものに触れる
ライナス症候群の私は寝るときにガーゼタオルがないと落ち着いて眠れません。逆に言うとガーゼタオルの肌触りがあると、落ち着けるため、カバンの中に忍ばせていました。今回は幸いにも取り出すことはありませんでしたが、あると思うだけで安心していられます。
飛行機を乗り越えるための5選⑤とにかく寝る
いろいろな方法がありますが、やはり「寝る」ことが一番の心配にならない方法だと思っています。自分は空港に到着する前の高速バスで寝てしまったため、機内では眠気が来なくて錯覚(妄想?)し続けていましたが、眠て気が付いたら着陸前だったら一番だなと思いました。
番外編 座席の選定
色々な方のブログを見ていて、「前方のほうが揺れない」「ハイクラスの座席だと精神的にも安心」という記事が多く、今回は仕事ですでに指定されていたため(エコノミー廊下側)選択はできませんでしたが、少し長時間のフライトの場合はちょっと高めの席を予約しようと思います。
ちなみに新幹線では景色を楽しむためにいつも窓側を予約していますが、飛行機の場合(特に知らない方と相席になる場合)は廊下側のほうが安心すると思いました。
今回は短時間(1時間30分くらい)でしたが、無事飛行機に乗れたので、近いうちに1人で訓練含め、国内旅に出れたらと思います。数年後には海外に行けるようになるぞ!!
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